2004年09月09日

パーキンソンの法則

 英国人・パーキンソン(C. Northcote Parkinson)が考え出したもので、「役人の数は仕事量に関係なく一定の割合で増えていく。組織の拡大は複雑化を招き、複雑化は腐敗を意味する」というもの。(http://www.navigate-inc.co.jp/term/term-ha.html
 組織が拡大すれば、組織内での調整作業が幾何級数的に増大する。かれらは怠けているのではない。必要不可欠な「仕事」のため、残業と休日出勤に心身をすり減らしたりしている。仕事はいくらでもつくりだせるのだから。そして「部下は多い方がいい」「ライバルは少ないほうがいい」という組織内力学により、組織は常に年率 6% 前後で拡大を続ける!
 市町合併により、職員数は増大し、組織は拡大する。パーキンソンの法則に従うことなく皆で知恵を出し合い、スリムな行政を構築していかなければならないのだ。
 これができなければ、合併しなかった時より悲惨な未来が待っている。職員のみならず、住民の未来を悲惨なものにしてしまうことを肝に命じよう。
Posted by kitanifarm at 01:04│Comments(0)TrackBack(0) 議員活動 

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