2月11日は国民の休日「建国記念日」です。
神武天皇の即位が紀元前660年1月1日 (旧暦))ということから、
その即位月日を明治期に新暦に換算した2月11日を「建国記念の日」としたとのこと。
今年は神武皇紀2678年です。
我が集落二つの神社ではこの日に祈年祭を執り行い、
同時に厄払いの神事も挙行します。
朝から神社を開けて式典の準備です。
神事は午後。
神事の後は直会でお酒をいただき、
ほろ酔い加減で神社を閉めました。
今日は鏡餅をお供えしましたので、
切り分けて氏子の皆さんに配布です。
これは組長さんにお届けして各戸への配布を依頼しました。
23年前の2月11日、
今ここに、春日神社の宮世話をつとめさせていただいている私たち二人は、
厄除け祈願の神事を受ける立場でここにいました。
そのしばらく前の1月17日、
阪神大震災が発生し死者は6434人、未曽有の犠牲者を出しました。
震災被害が刻々と伝えられる中、
私たちは、この震災の記憶をしっかり後世に伝えていく使命を
この場で確認したのです。
今日は、宮世話として神社の護持運営に携わる二人に
このような場を与えていただいたことに感謝を申し上げ、
神事の終わりにあたり
春日神社の宮世話を代表してのご挨拶とさせていただきました。
また、私の宮世話任期最後の厄除け祈願祭に
息子が参加させていただいたご縁にも感謝します。