最後に残った田んぼは、コンバインが沈むので、手刈りです。
母一人で、1反(10アール)ほどを刈ってくれました。
下の写真は、なんとかコンバインが脱出できたものの、すごいわだちができました。
下の写真のわだちは隣の田んぼに向かっています。
コンバインが、いったん沈みだすとジタバタしてはいけないのです。無理にバックもしてはいけません。
ハンドル制御はあきらめて、コンバインに進路をまかせたら隣の田んぼへ畦を乗り越えて脱出できました。
手で刈った稲は当然手動で脱穀です。
妻は、稲を一束ずつ私に手渡してくれます。
母は、排出される切りワラが詰まらないように、コンバインの後ろでかき出してくれています。
「水管理が悪かったんか」通りがかった人達が冷やかしていきます。
「ばあちゃん、腰が曲がってるのにようやるな。ぼちぼちしいや」
母に、ねぎらいの言葉を掛けてくれる人もいました。
軽トラが止まり、ニヤニヤしながら知り合いの方が降りてきました。
また冷やかされると思い「ちょっと!! そこの稲、こっちまで運んでよ」と言うと
なんと、本当に運んでくださったのです。
ずいぶん助かりました。 感謝!!