2012年06月16日

通夜

京都の親戚で不幸がありました。

通夜

親族控室に入ったとき、喪主の叔父が
「きよたか、この半紙はおばあちゃんが尋常高等小学校のときの習字や。
 遺品のなかにあったんやけど、今まで大事にしてきたから、お棺にいれてやろうと思う」

みんなで見せてもらいました。尋三〜尋六までの学年が書いてあるものもあります。
全部、「甲」と書かれとても上手な字です。
故人は大正4年の生まれですから、大正期の小学校での教育内容が垣間見れる貴重な資料です。

叔父には、とても貴重な資料やから灰にしないで、研究者に見せましょう、とお話して
私が預かることになりました。

長浜市西黒田小学校区出身のおばあちゃんも、それを望んでおられたのではないでしょうか。

Posted by kitanifarm at 23:59│Comments(2)TrackBack(0) その他 

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この記事へのコメント
北村先生。先日はお電話ありがとうございました。慌ててしまって要領を得ない返事で済みませんでした。今度、お伺いした際に是非拝見できればと思います。何とぞよろしくお願いいたします。
Posted by 吉村 at 2012年06月19日 09:16
よろしくお願いします。
Posted by きよたか at 2012年06月19日 19:00