春の作業で使った農機具の整備を始めました。
まず、田植機を丹念に洗いました。
ペースト肥料の施肥パイプやポンプを丁寧に洗浄することがポイントです。
次に昨年買った中古のトラクターは、操作中に異常のあった部分の補修です。
作業機を自動で脱着する機能が働いていませんでした。
原因は手前のねじりコイルバネです。
無理な操作で大きく変形していましたので、
外してから万力に挟んで整形しようとしたのですが、外れないのです。
組み立てたものは外れるはずと知恵をめぐらすのですが、わかりません。
仕方がないので、このままプライヤーなどで整形しました。
役に立ったのはバイスプライヤーです。
バイスプライヤーで、金具にバネを固定して、
別の大きなウォーターポンププライヤーで少しずつ曲げました。
この中古機は、相当虐待を受けていたようです。
譲り受けたときは、泥だらけ。何年も洗ったようすがありませんでした。
そして、あちこちにハンマーで叩いた跡があります。
前の持ち主は、脱着がうまくいかないと、叩いたり、
テコで無理やり力を加えたりして使われていたようですが、
これからは、私がかわいがって大事に使います。