戦後の青年会活動として、世継では伝統的日本文化の真髄を求める
次の活動がおこなわれていました。
1.観世流能楽
2.生け花(松月堂古流)
3.演劇
その中で今日は、委員さんから能楽に関する調査結果が届きました。
号は「隋軒」、明治34年世継に生まれた北村寅蔵氏は、
長浜の能楽師故中川清氏に師事されました。
昭和20年代には、世継青年会にて謡曲や仕舞の指導にあたられました。
また、その活動範囲は、世継だけにとどまらず、近江町公民館で講師を勤めたり
彦根や愛知川、さらには県外にも出向き、能楽の普及に努められたということです。
隋軒の号は、今も寄進された神社にある狛犬の台座に刻まれています。
蛭子神社です。
春日神社です。
隋軒の甥が、世継の古老世森與喜雄氏です。
隋軒の生家で、晩年はこの2階で過ごしました。
昭和20年代、青年団が謡曲を習った蔵