世継の歴史をたずねて、世森柴治郎家文書が収蔵されている
滋賀大学経済学部附属史料館を訪問してきました。
50ページ以上になる目録を作っていただいていました。
絵図です。
文書より絵図のほうが一般受けするな、と区長。
御物成免割帳は、各戸の年貢割付帳だそうです。
嘉永、安政、万延などという年号が書かれているので、
今から150年ほど前の集落の様子がわかるのでしょう。
書かれている名前を見て「これは、あんたとこや」「これは、うちの先祖やろか」などと
話が弾んでいました。
世森文書の整理と目録作成に携わっておられる職員さんです。
ここには大変なことが書かれていますよ、と文字を差して解説していただきました。
私たちは、なんで読めるんやろ、と感心することしきりでしたが、
それもそのはず、研究職に準じる技官の仕事をされているのです。
世森文書の散逸を防いで滋賀大学の資料室に収蔵されるようお骨折りいただいた
彦根市長曾根の教禅寺住職青柳師をたずねてお礼を申し上げてきました。