「きよたかさん、それって助郷みたいなもんですね」
「なに、それ」
「昔、宿場や街道を周辺の集落が守っていく制度があったんです。
きよたかさんとこの世継にもどこかの街道とか宿場が割り当てられていたんと違いますか」
市民・事業者・行政が協働で進める環境美化プログラム
「まち美化アダプトプログラム」について一般質問します。
米原市では「米原市エコフォスター推進事業」と呼んでいます。
教育部長にエコフォスター事業を一般質問すると話したら、
冒頭の話が出てきました。
坂田郡志とか近江町史、米原町史に出ていますよ、とのこと。
夕べは、夕食後のひと時、近江町史を開いてみました。
掃除丁場についての記載ページ(P430)です。
世継は顔戸、高溝とともに柏原宿の2340間の街道を分担、
沿道の樹木の維持管理や掃除を担当したと書かれています。
助郷の記載ページ(P433)です。
世継の名前は出てきませんでした。
それにしても、教育部長の物知りなこと。
何の話をしても、すっと付いてきて、私の知らないことを教えててくれるのです。
新川通船についても、調べることにします。
世継から醒ヶ井までの運河のことで、部長は踏査したことがあるそうです。