2010年03月16日

健康福祉常任委員会

 付託された議案を審査、すべて可決するものと決しました。

健康福祉常任委員会

 賛成したとはいえ、国民健康保険税の増額は困ったものです。医療費負担に耐え切れず国民健康保険会計は難しい舵取りを迫られています。県下の自治体の中で最低額の健康保険税を維持してきた米原市も他市並み水準になるのかと思えば、他市の健康保険税も続々増額される見通しで、増額しても県下での水準は低いとか。それでも私たちにとって負担増は間違いのないことですからつらいことです。

 財源のあての無い反対はできません。一般会計から繰り入れろとか国庫で手当させろとかいう意見もありますが、それとて税金です。ここは負担増となっても国保会計で完結させるのが最善ではないでしょうか。

 大阪市は、昨年12月1日に国保税増額決定ミスで約千人に対して計数千万円を過大請求していたと発表したそうです。米原市ではそんなことにならないよう正確な事務処理をお願いしたいものです。
 どういうわけか、わが家にくる書類は年に1件ぐらいのミスがあります。昨年は後期高齢者医療広域連合の重度心身障がい老人等福祉助成券の適用区分が間違っていました。「なんで?」という私の問いかけには謝るばかりで理由の説明がありませんでした。1昨年は、これも後期高齢者医療保険料が特別徴収でなければならないのに普通徴収になっていました。確定申告時に控除されなければならない国民健康保険税の扱いをめぐって半日走り回ったこともあります。申告時に指摘をしていたのですが市の担当者にはわかってもらえませんでした。自宅に帰って前年度の申告書控えと比較したらやはりおかしい。今度は自治振興課窓口で証明書を発行してもらいやっと解決しました。また、あるときは自宅に帰って申告書控えの確認をしていたら、私の名前が記載されるべき世帯主欄に嫁いだ娘の名前が、さらに下の娘が扶養になっているはずのところにも同じく嫁いだ娘の名前が記載されていました。一番下は、当時22歳以下でしたから特定扶養親族で控除額が違います。すぐに修正してもらったことは言うまでもありません。
 まだまだありますが、今日はここまで。

 行政の仕事は間違っているとの前提で見なさいとは、蒲生郡選出の元県会議員さんから教わったことです。疑うことを知らない私にとって、この視点でいることは難しいのですが、こんな経験を思い出すと元県議の言葉がよみがえってきます。

Posted by kitanifarm at 20:11│Comments(0)TrackBack(0) 議会 

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