母は朝から一人で田んぼの中にいます。水管理が悪くイヌビエがはびこったところを手で取り除いてくれているのです。小雨降る農道に母の自転車がぽつんと置かれていることから、みんなが心配して様子を報告してくれます。「おばさん、倒れていないか見てきたけど、稲の間で背中が動いてるから大丈夫や」。私も通りがかるたびごとに様子を伺っていましたが、曲がった腰で元気に草取りをしてくれていました。
私の用事も一段落したので、夕方、田植え長靴に履き替え田んぼに向かいました。母は田んぼから上がっています。昼食も取らずにズ〜と田んぼに居たそうです。目に付くイヌビエは始末してくれていました。
さて、稲は順調に生育していますが、穂肥の量やタイミングを計りかねていましたので、従兄の会社の従業員土川君に診断してもらうことにしました。
葉緑素計を手に診断を進めてくれています。