2009年07月11日

稲作研修会

 知人からお声掛けいただき、東近江市で開催された稲作研修会をのぞいてきました。主催はMOA自然農法文化事業団で関西、北陸の約100人が参加されていました。

稲作研究会

 無農薬栽培は農家の積年の課題です。病害虫が発生しにくいほ場管理や雑草対策に農家は頭を悩ませているのですが、ここではチェーン除草を実践されていました。
 除草機は市販のものです。この除草機本来の仕様で後期3回の除草に使用し、前期3回は下の写真のようにチェーンのすだれに付け替えて除草するとのことです。チェーンすだれはここの農家の手製です。第1回は苗の移植後3日目、田面すれすれまで横棒を下げチェーンを引きずっていくことで雑草の発芽生育を抑制できるそうです。

チェーン除草機

 いずれにしても、大変な手間や機械費を掛けての農業ですが、この事業団の自然農法認証をいただくことで、お米の価値がアップ、通常の倍以上の高値で販売できるそうです。自然農法農産物の販売ルートを、自身で持っている団体ですからこんなことが出来るのですね。
 私の「環境こだわり米」は滋賀県の認証ですが、そこまでの高値には届きません。

 「きよたかさんも自然農法に挑戦しなさいな」とは知人の言葉です。研究したいと思います。

Posted by kitanifarm at 19:55│Comments(0)TrackBack(0) 農業 

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