玄箱ｗｅｂサーバー
玄箱のｗｅｂサーバー化に成功しました。
試行錯誤の結果、Monta Vista Linuxの癖や、参考にした書籍「
玄箱で遊ぼう
」の記事の意味がわかってきたので、もう一度玄箱を解体して、ＨＤＤのパーテーション削除からすべてをやり直したのです。
今までの自宅サーバーはスリムディスクトップで、実測消費電力は６０ＶＡでした。玄箱は２０ＶＡです。これで、自宅サーバーの消費電力が３分の１になりました。
１月１８日、丸の内のＢＥＮさんと秋葉原を散策中にジャンパラの店頭で見つけた中古の玄箱を買ってから１ヵ月半です。
玄箱に収めたＨＤＤは、これもＢＥＮさんが昔送ってくれたジャンクのディスクトップから取り出した２０Ｇです。
ＢＥＮさんありがとうございました。そして、彦根のわかさんにも励ましていただきました。ありがとうございました。
【玄箱の設定方法】私の備忘録です。
玄箱のＷｅｂ設定ツールを起動し次のように設定する
� ．優奪肇錙璽�設定
ＤＨＣＰクライアント機能を使用しないにチェック
ＩＰアドレスを192.168.○.○にする
デフォルトゲートウエイ設定で設定を指定するにチェック
ＩＰアドレスを192.168.○.1にする
�◆ゞν�フォルダ設定でwwwという新規フォルダを作る
共有フォルダの説明はweb contents
公開先はWin/Mac
�� マイネットワークで「www - 玄人志向 玄箱 (kuro-box)」を開き
「cgi-bin」と「~kiyo」のフォルダを作る
マイネットワークを閉じる
�ぁ�TeraTaermを開く
TCP/IPのホストは192.168.○.○ ヒストリにチェックを入れる
サービスはTelnetを選択
ＯＫをクリック
�ァ�Telnetで玄箱にログインする
Kroutoshikou KURO-BOX (IETSUNA)
kernel 2.4.17_kuro-box on ppc
KURO-BOX login: root
Password: ← kuroと入力
Linux (none) 2.4.17_kuro-box #4 2004? 4ｷ・16ﾆ・ｶ簣ﾋﾆ・11:45:05 JST ppc unknown
�Α�Telnetでアクセス権を設定する
root@KURO-BOX:~# chmod 644 /mnt/www/* -R
root@KURO-BOX:~# chmod 755 /mnt/www/cgi-bin -R
root@KURO-BOX:~#
�А�Telnetで設定ファイルをコピーする
root@KURO-BOX:~# cp /etc/thttpd.conf /etc/thttpd.conf.tool
root@KURO-BOX:~# cp /etc/thttpd.conf /etc/thttpd.conf.web
root@KURO-BOX:~#
�─�Telnetでviを起動する
root@KURO-BOX:~# vi /etc/thttpd.conf.web
�� スクリーンエディタviでファイルの内容を書き換える
viコマンドaをキーインして１行目を書き換える
dir=/mnt/www ←mnt/を追加した
user=root
logfile=/var/log/thttpd.log
pidfile=/var/run/thttpd.pid
port=80
charset=""
cgipat=/cgi-bin*/*
�� Escをキーインしてから:wqと入力して変更を保存、viを終了する
�� FFFTPを起動してツールバーのオプション→環境設定→転送３を開く
アップロードするファイルの属性を追加する。
ファイル名 */* 属性 644
アップロード時に作成するフォルダの属性を指定するにチェックを入れる
属性 644
コンテンツをアップロードする
�� Telnetで設定ファイルを切り替える
サービスを停止する
root@KURO-BOX:~# /etc/rc.d/init.d/thttpd stop
Stop services: thttpd
設定ファイルを書き換える
root@KURO-BOX:~# cp /etc/thttpd.conf.web /etc/thttpd.cof
サービスを起動する
root@KURO-BOX:~# /etc/rc.d/init.d/thttpd start
Start services: thttpd
�� Tera Tarmを終了する。
root@KURO-BOX:~# exit
Posted by kitanifarm at 08:31│
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コメントできずにすみませんでした。
LinkStationの修理の記事のコメントで玄箱をご紹介いただいたのがわかさんでした。
だから、玄箱に興味を持ちました。そして、私の玄箱の記事にコメントいただいたことで、できるところまでやってみよう、という気持ちにさせていただきました。後押しいただいたということです。
さて、仏様の指という話があります。
＝＝＝＝
仏様がある時，道端に立っていらっしゃると，一人の男が荷物をいっぱい積んだ車を引いて通りかかった。そこはたいへんなぬかるみであった。
車は，そのぬかるみにはまってしまって，男は懸命に引くけれども，車は動こうともしない。男は汗びっしょりになって苦しんでいる。いつまでたっても，どうしても車は抜けない。
その時，仏様は，しばらく男のようすを見ていらっしゃいましたが，ちょっと指でその車におふれになった。
その瞬間，車はすっとぬかるみから抜けて，からからと男は引いていってしまった。
＝＝＝＝ 大村はま著「教えるということ｣（共文社）
この男は、仏様の指に気付きませんでした。自分の力でぬかるみから抜け出たと思っています。
私は、仏様の指を知っています。それは、このＢＬＯＧの大勢の読者の皆さんです。わかさんや、ＢＥＮさんやコメントしていただける大勢の皆さんが、私の「仏様の指」なのです。
ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。
