2008年10月13日

カネヒラ

絶滅危惧種のタナゴの仲間、カネヒラです。
30年ほど前までは、琵琶湖や集落を流れる川で普通にとれた魚でした。
ガンゾ(小鮒の湖北地方の呼び名)釣りの外道でボテと呼んでいます。
カネヒラの向こうを泳いでいるのはヤツメウナギの仲間スナヤツメで、これも絶滅危惧種だそうです。

昨日の水路の泥あげ作業中、泥や藻といっしょに上がってきました。
集落の子どもたちに、集落に棲む生き物に関心を持ってもらおうと、水槽に移しました。
この後、地域の子どもたちの遊び場になっている従兄の会社の玄関先で、しばらく展示する予定です。

カネヒラ


「釣りに行ってこ」
簡単な竿と仕掛け、餌は途中の豚小屋の周りでとったミミズです。
入れ食いでした。
みるみるバケツがいっぱいになったことを思い出します。
「きよたか、釣りみたいしてんと田んぼに来んと」
母が田植えの手伝いに来いと言います。
高校時代の思い出です。

Posted by kitanifarm at 07:27│Comments(0)TrackBack(0) 農地・水・環境保全 

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