2008年05月18日

田植え

天候は今晩から下り坂との予報です。
当初20日に予定していた田植えを、今日に繰り上げました。

畑に仮置きしていた田植え機のシートを取りエンジンをかけます。
田んぼに移動しようと作業機上昇レバーを引きました。
「ぅん?」
上がらないのです。
そういえば、友人のマッさんが言っていました。
「おまえの田植え機、油圧がおかしい」
でも、先日の点検ではOKでした。すべて順調に機能していたのです。

動作を良く見ると、いったん作業機は上がろうとします。
少し上がって、へなへなと下がってしまいます。
これはオイル不足に違いありません。
ギアオイルを追加しました。

この後、心配しましたが、田植え機は順調に動いてくれ、7反の田んぼすべてにコシヒカリを植えつけました。
妻も手伝いに来てくれました。

田植え



腰の曲がった母が田んぼに来てくれています。
後であっちが痛い、こっちが痛いと言われるのもイヤなので、来るなと言っていたのですが...。

母は田んぼに入り、田植え機の転回したところにできる土の山をならしたり、田植え機で植えられない角の補植をしてくれています。

下の写真は、JAレーク伊吹のカントリーエレベータです。
私の田んぼはここに面しています。
JAレーク伊吹の育苗ハウスは、役割を終えたようで、シートがめくられています。

JAレーク伊吹カントリーエレベータ


母は自転車で農道を回って、こちら側から田んぼに入ってきました。
水路までは、結構な高さがあります。
コンクリートの壁にしがみつきながら水路まで降りてきました。
私は田植え機を運転しながら、どうするのか見ていました。
すると突然、水路を飛び越えたのです。
「うっそー」
思わず叫んでしまいました。
私が飛び越えるときでも「ヨイショ」と声が出るほど幅があります。

腰の曲がった、今年喜寿の母。
病院に連れて行くと、チョコンと車椅子に座って「押せ」という母。
買い物につれていっても、玄関先で降りて買い物カートを杖代わりにしている母。
田んぼや畑ではとんでもない力が出るようです。

Posted by kitanifarm at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) 農業 | その他

この記事へのトラックバックURL