今日、参加した滋賀県人権教育研究大会分科会で紹介のあった「平和の光」像です。
かつて米原には、在日朝鮮人集落があったそうです。
当時は在日の子どもたちも、この地の子どもたちも、仲良く過ごしていたんでしょう。
これは、分科会が終わってから撮った写真です。
旧米原小学校跡地に、現存しています。
チマチョゴリを着る在日の子どもと手をつなぐこの地の子ども。
そして、やさしく二人の肩に手を添える女の先生。
平和の光
贈
朝鮮民主主義人民共和国帰国記念
在日本朝鮮人総聯合会滋賀県米原分会
1960年11月22日
在日朝鮮人帰還事業は、1950年代から1984年にかけて行なわれたそうです。
帰っていった人たちは北朝鮮を「地上の楽園」と信じていたはずです。
この像の子どもたちのように仲良くできることを夢見て帰っていったはずです。
誰が今のような未来を想像できたでしょう。
この像、そしてプレートを目にした私は、やりきれない思いがこみあげてきました。