2006年11月19日

ハートフルフォーラム

d8076608.jpg18日、世継会館にてハートフルフォーラムが開催されました。

米原市人権教育推進協議会では「地域に即した取り組み」を重点目標のひとつに掲げています。
その具体的取り組みがハートフルフォーラムで、昨年までの旧町では「字別懇談会」と称していた人権研修会です。
集落の人たちが一同に会して、人権について学び意見を述べ合う良い機会で、私たちの集落では、年間行事のひとつとして根付いています。

今年は「人権の扉を開く」というビデオ教材を使っての話し合いでした。
気づいていますか身近な人権「思い込み」の壁、「差別」と「偏見」の背景、「パワーハラスメントと同調」の弊害などがテーマとして扱われていました。

上映後、グループに分かれての話し合いがありました。
私たちのグループでは、パワーハラスメントについての話題で盛り上がりました。
職場で悩みを抱える人たちが多いのです。

職場での嫌がらせは、職権を乱用したパワーハラスメント、加害者の性格・行動特性によるモラルハラスメント、異性に対するセクシャルハラスメントと、3つに分類ができるそうです。
引用:職場のモラル・ハラスメント対策室

引用したサイトに以下の記述がありました。難しいですね。

・・・ところが、これが純粋なモラハラだった場合(つまり加害者が「歪んだ自己愛人間」の場合)、教育研修は全くの無駄であり、話し合いは、非常に危険です。「歪んだ自己愛人間」は、自らの権威を脅かすものに対しては、執拗に攻撃を続けるからです。「話せばわかってくれる」という期待は全く持てません。

私たちは日常、他人の行動の意味や気持ちがわかると思っています。喜び、悲しみ、怒りなどの感情も、原因を知れば、なんとなく納得できる。これは、その人の心を、自分の心に再現したり、追体験したりすることができるからで、このような心の働きを「了解」と言います。

「歪んだ自己愛人間」の言動は、「了解」できないのが普通です。

信じられないかもしれませんが、ただ自分が優れていることを証明するために、他人を貶めたり、自分が生きていくために他人の精神を破壊する必要がある人間がいるのです。それが「歪んだ自己愛人間」です。

今、モラル・ハラスメントを受けている方々は、加害者をよく理解して、歪んだ自己愛によるものなのか、それとも心理的葛藤の中での攻撃性なのか、もしくは別の理由なのかをしっかりと見極められるようになって下さい。間違った対応は、悲劇をもたらします。・・・

Posted by kitanifarm at 23:52│Comments(0)TrackBack(0) 人権教育推進 

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