2006年09月24日

だから失敗は起こる

4d137f8b.jpgNHK教育テレビ「知るを楽しむ」というシリーズの、8,9月の月曜日放映「だから失敗は起こる」、とても興味深く観ています。
25日の22時25分からの放送で最終、畑村洋太郎先生の失敗学です。

9月4日は「組織が失敗を呼ぶ」がテーマ、興味深く、ウンウンうなづきながら観ました。

そして、テキストがほしくなり、先日、本屋を回りました。
書架を探すのですがありません。無いとなると余計欲しくなります。
4店目でやっと見つけました。

写真はテキストの77ページ、組織の役割分担の経時変化です。
この図を見てハット思いませんか?

今の役所の縦割り組織は、この図の衰退期の組織、隙間だらけの組織と同じではないでしょうか。
民間企業の場合、消えていく運命です。大きな失敗を犯して消えていくのです。
しかし、自治体はそうではない。失敗しても、破綻しても、それでも存続します。

民間では、こうなる前に、経営者は多くの手を打っていきます。事業部制をとったり、カンパニー制にしたり、分社したり統合したり・・・。

市町合併、私は、このことが、役所を衰退期の組織から脱却させる道と信じていました。ダイナミックな組織シャッフルが発展期の考えを持つ人材発掘につながると思っていたのです。
でも、あまり変わったようには見えません。残念なことです。

これは、私の12月議会の一般質問テーマかもしれません。
一緒に研究しませんか、総務部長!

Posted by kitanifarm at 05:00│Comments(0)TrackBack(0) コーヒーブレーク 

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