2006年03月22日

答弁なし

22日、産業建設常任委員会でした。
ある委員の発言に小規模農家の経営を危惧するものがあり、大変好ましく拝聴していました。しかし、大農家が納税することになる消費税について、補助金を当てこまなければならなくなるという発言は事実と異なると思います。
そもそも消費税は消費者が負担する性格のものです。
そして、消費者から徴収した消費税は小売業者、卸売業者、そして集荷業者と転嫁されていき、最終的に生産者が納税する仕組みのはずです。
このことを傍聴議員の質問として委員長のお許しが出ましたので発言しましたが答弁はありませんでした。
その後担当課長に問いましたが、税のことは知らないとのこと。
縦割り行政では仕方がないのでしょう。しかし、これで住民さんはご納得いただけるのでしょうか。補助金を消費税に充てることができると思った生産者がいたらどのように説明するのでしょう。自分は関係ないと言い通せるのでしょうか。

私は、いつも「自分は関係ない」と言うのは誰かに興味を持っています。顧客満足に取り組んでいる民間企業でこんなことがあるのでしょうか。

Posted by kitanifarm at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) 議会 

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