公の施設に指定管理者制度が導入され始めました。
平成15年9月の地方自治法改正に伴い、管理委託制度をとっていた施設は、その猶予期間である平成18年9月までに、直営か指定管理者による管理のいずれかにしなければなりません。
そして、直営の施設は、この法改正の対象にはなりませんが、行政改革という視点で指定管理者による管理に変えようとしています。
近江公民館は「おうみ地域人権・文化・スポーツ振興会」(以下、振興会)が名乗りをあげ、指定を受けることができました。
このことについて、ある方の疑問の声です。
「なんで指定管理者に振興会がならなあかんのや」
「直営でやったらあかんのか」
「直営やなしに、振興会が指定を受けたら、利用者には何のメリットがあるんや」
直営と振興会が指定を受けることを比較しての議論です。
素直な気持ちで疑問を呈していただいています。
これを聞いた時、複雑な相互関係として有名な
「風が吹けば桶屋が儲かる」
を思い浮かべたのは私だけでしょうか。