2005年08月20日

町村議会議員特別セミナー

d81c9142.JPG18日、夕食後の談話室です。
日野町の議員さんと懇談しました。
44歳で政界デビュー、9年間野党を通してこられたそうです。
そして先の町長選挙後、少数与党としてご活躍とか。

「野党は楽だった」とお漏らしになっていました。
与党は落し所を求めなければなりません。
政策審議の中に入っていかなければならないのです。
さらに少数与党ということは、町政が停滞しないためへの大変な努力が求められます。

19日、北海道ニセコ町長逢坂誠二氏の講演でした。
ニセコ町は「合併しない」選択をされました。
苦しい中、どうやりくりするのかが、まちづくりの原点にあるようです。

ですからその基本的考え方としてあげられたのは次のとおりです。
1.町が税金でやるべき仕事ですか?
  (民間では担えませんか)
2.単発ではなく、物語を作れますか?
  (全体の中でどんな位置付けですか)
3.全体の共通インフラですか?
4.資源配分は適切ですか?
5.立ち上げと持続可能性はどうですか?

ニセコ町の予算規模は52億円を28億円に
職員数は110名を65名に
職員給与を減らし、議員定数を減らし、収入役を廃止し
投資的事業の大幅減、補助金の削減など
乾いた雑巾を絞り、さらに雑巾を小さくしていると
表現されていました。

苦難はみんなで乗り越えなければなりません。

合併に反対した某野党の先生、本町がもしそうなっていたら
あなたは一緒になって苦難を乗り越えることができるでしょうか。

Posted by kitanifarm at 10:28│Comments(0)TrackBack(0) 議員活動 

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