お昼前から体が熱っぽい。主治医の柴田先生の所に飛んでいきました。
「センセ、かぜみたいや」
「インフルエンザ抗体の検査したげよ」
「横になって頭を上げて。こら、口は開けんでよい。すぼめて」
口をすぼめるですから、すぼめて口をとがらせたのですが
「違うがな。口は普通に閉じて」
口を閉じたら鼻に検査用綿棒を突っ込まれました。
鼻に突っ込むなら先に言ってよ、と文句を言う前に綿棒でゴリゴリやられたのですからたまりません。
「痛いなセンセ、鼻血が出たんとちがうか」
今度は無視されました。
抗体検査の結果A型インフルエンザであることがわかったそうです。
「タミフル処方したげるからちゃんと飲むんやで」