2005年02月07日

見積書の見方

 近江町中央公民館のIT環境についてチェックをかけています。FTTHのインフラはすでに建物の外に来ているのに、いつまでもINS64の世界じゃないだろうと厳しく言い続けてきました。公民館ではIT講習を実施していますが、これじゃ参加される皆さんの、ご家庭の環境にも及ばない恥ずべき状況です。
 最近、担当者がやっと動き始め、業者から見積りを取ってくれました。うれしいことです。社会教育課長、ありがとうございます。
 しかし、見積書精査という面では、まだまだ甘い、LAN工事費や機器設定費など細目の分析方法がわからないのです。そして、諸経費や材料費の突っ込みができないのです。だから業者の言いなりになってしまいます。無駄に税金を支出してしまう危険があるのです。
 そこで昔とった杵柄、原価計算からの突っ込み手法を伝授しました。まず、「この作業時間はどれだけ掛かります?」と質問します。全ての作業について時間だけ聞くのです。次に作業ごとの見積り金額をこの時間で割ります。「え〜、この作業の時間単価は○○円ですね。こっちは・・・。この時間単価の違いは何ですか?」淡々と聞き出します。ここでの答えが正しいかどうか、ここに原価計算の手法が使えるのです。
 いいですか、これは値切りではありません。正当に支払うためのチェックです。
 さあ、使えるようになっているかどうか。チェックに行きますよ「ま○○き」さん。

Posted by kitanifarm at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) 議員活動 

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